チャイルドシートは正式には「幼児用補助装置」といい、6歳児未満の幼児を乗せた状態で車を運転する際には必ず設置しなければならないと法律で定められています。
車に備えられたシートベルトなどの安全装置は幼児向けの設計とはなっておらず、事故発生時の衝撃で幼児が車外へ放り出されるケースが多発したことから、平成12年に道路交通法が改正された際に、設置義務についての規定が盛り込まれました。
ただし、一定の条件を満たしている場合においては、チャイルドシートの設置義務を免除されることがあります。
その条件の一つとして、座席の構造上チャイルドシートを固定できない場合が挙げられます。
チャイルドシートの規格は国際的に統一されているため、現在販売されている自動車のほとんどはチャイルドシートの設置を前提とした設計となっていますが、古い車種などでは、チャイルドシートを固定するのが難しい構造のものもあります。
固定が難しい構造としては、シートベルトが短いものや、座面の奥行きが足りないもの、座面の中央に凹凸があるものなどが挙げられます。
こうした構造のものについては、無理にチャイルドシートを設置するとかえって不安定になる可能性があるため、設置の義務が免除されています。